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当院では、下図のように、2段階の診断の後、患者様の症状に最も適した治療法を行います。
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日中の眠気の程度、いびき、耳鼻科的疾患等の合併症、生活習慣などに関して、問診を行う。
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ベッドパートナー同席が望ましい。
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昼間の眠気の評価には、Epworthの眠気テスト(ESS下図)等が用いられる。
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Epworthの眠気テスト(ESS)
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状況
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点数
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1. 座って読書しているとき
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0 1 2 3
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2. テレビを見ているとき
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0 1 2 3
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3. 公の場所で座って何もしていないとき(たとえば劇場や会議)
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0 1 2 3
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4. 1時間続けて車に乗せてもらっているとき
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0 1 2 3
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5. 状況が許せば、午後横になって休息するとき
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0 1 2 3
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6. 座って誰かと話をしているとき
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0 1 2 3
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7. 昼食後(お酒を飲まずに)静かに座っているとき
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0 1 2 3
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8. 車中で、交通渋滞で2〜3分止まっているとき
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0 1 2 3
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0 → 決して眠くならない
1 → 稀に(ときに)眠くなる
2 → 1 と 3 の間
3 → 眠くなることが多い
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合計 10点以下のものは正常
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ポリソムノグラフィー(PSG)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の確定診断に必須です。
簡易診断の項目に加え、脳波、筋電図、眼球の動き等を測定することで、睡眠の深さ(睡眠段階)、睡眠の分断化や覚醒反応の有無、睡眠の構造、睡眠効率などが算出できます。
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閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の治療には、5つの方法があります。
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生活習慣の改善
減量、禁煙、禁酒、睡眠薬服用の減量など
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nCPAP
経鼻的持続陽圧呼吸法
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口腔内装具
PMA(下顎前進)
TRD(舌前進)
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外科的手術
UPPP
アデノイド・扁桃肥大除去手術
気管切開
※当院では行っておりません。
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