| もうご存じの方がほとんどだと思いますが、特定検診とメタボリックシンドロームについて少しお話しします。 今までの健康診断は病気の早期発見が目的でしたが、特定健診は「病気を予防する」ことを目的とした健康診断です。今後増え続けるであろう医療費を、国民が健康を維持することで、なんとか抑えようというものです。 40才から70才までの保険者と、そのご家族も対象になります。
そしてその基準になるものが、「メタボリックシンドローム」です。 特定検診を行ったあと、その結果によって、
1 「積極的支援」(メタボ該当) 2 「動機付け支援」(メタボ予備軍) 3 「情報提供」
という3つのグループに分け、それぞれ医師や保健師又は管理栄養士の面接・指導のもとに、生活習慣の改善を図ろうというものです。
ただ、このメタボリックシンドロームの基準が「肥満学会」と「糖尿病学会」とで少し違いますし、特定検診自体の効果など、疑問視される点も多々あることは事実です。 ですが、「基準値」の違いはともかく、「腹囲、BMI、血糖、脂質、血圧、喫煙」に関する「項目」は生活習慣病として皆様の将来のADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)に大きく関係してくることは間違いありません。 そこで、当院でも企業検診(特定検診)と連携をとり、データの有効利用と情報の共有を図るべく、企業で行った健康診断の結果表や面接・指導内容などをぜひお持ち頂き、統一のとれた目標を持って、患者様と一緒に健康へのアプローチを考えていきたいと思っています。
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